“淘(よな)” の例文
いやあれは椀カケとも言い、揺鉢(ゆりばち)とも言って、あれで川の底や山の間の砂を淘(よな)げてみて金の有無(あるなし)を調べるんで。しかしあれだけの子供で、あれだけの慾があるのはなんにしても感心なことだ。
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
胆吹は気象が少々荒びていた、ここの空気は淘(よな)げられている。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)