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涎懸
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よだれか
ふりがな文庫
“
涎懸
(
よだれか
)” の例文
涎懸
(
よだれか
)
けのように石を喰い欠いて、堆く盛り上っている、その雪田の下の方を、半分以上廻り途して、頂上へと達した。
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
この傾斜を上り切って、ひょいと顔を出すと、槍ヶ岳の大身の槍尖が、すいと穂を立てている、そうして白い雪が、
涎懸
(
よだれか
)
けのように半月形をして、その根元の頸を巻いている。
槍ヶ岳第三回登山
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
涎
漢検1級
部首:⽔
10画
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
“涎”で始まる語句
涎
涎掛
涎垂
涎衣
涎流
涎液
涎繰
涎臭
涎食