浄杖きよめづえ)” の例文
あっしはあとかため殿しんがりの役ですから身内のもの七人と列について、いちばん最後から行きますと、本殿を出て、五丁ばかりも行ったと思うころ、浄杖きよめづえの先になにかさわるものがありますンで
顎十郎捕物帳:23 猫眼の男 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)