浄明じょうみょう)” の例文
必らず飛びんで、お救いになり、その浄明じょうみょうの天上にお連れなさる、その時火に入って身の毛一つもきずつかず、水にくぐって、羽、ちりほどもぬれぬという、そのお徳をば、大力とこう申しあげるのじゃ。
二十六夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
英時は、従者のうちの安富浄明じょうみょうという入道武者を見ていいつけた。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)