“流玩転賞”の読み方と例文
読み方割合
るがんてんしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人寿天運じんじゅてんうん、ぜひなきところ。しかし名匠の作は、流玩転賞るがんてんしょうが原則である。可惜あたら、兵火の犠牲になすべきではあるまい。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
依って、その名器名刀が、やがて誰の御所有になろうと、左様なことは、ただ今、この世にいとまする光春の知ったことではありません。——流玩転賞るがんてんしょう——それでいい。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)