流刑地るけいち)” の例文
兄弟の義を結んだ林冲りんちゅうが、あえなく滄州そうしゅうの大流刑地るけいちへ流されていったさい、彼が途中までついていって、護送の端公たんこう(獄卒)を、逆に召使いのごとくこき使い
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この刑執行に対する関心は、流刑地るけいちでもたいして大きくはないらしかった。
流刑地で (新字新仮名) / フランツ・カフカ(著)