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津崎左近
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つざきさこん
ふりがな文庫
“
津崎左近
(
つざきさこん
)” の例文
津崎左近
(
つざきさこん
)
は助太刀の
請
(
こい
)
を
却
(
しりぞ
)
けられると、二三日家に閉じこもっていた。兼ねて
求馬
(
もとめ
)
と取換した
起請文
(
きしょうもん
)
の
面
(
おもて
)
を
反故
(
ほご
)
にするのが、いかにも彼にはつらく思われた。
或敵打の話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
甚太夫は平太郎の死に責任の感を
免
(
まぬか
)
れなかったのか、彼もまた
後見
(
うしろみ
)
のために旅立ちたい旨を申し出でた。と同時に求馬と
念友
(
ねんゆう
)
の約があった、
津崎左近
(
つざきさこん
)
と云う侍も、同じく
助太刀
(
すけだち
)
の儀を願い出した。
或敵打の話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
津
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
崎
常用漢字
小4
部首:⼭
11画
左
常用漢字
小1
部首:⼯
5画
近
常用漢字
小2
部首:⾡
7画