注連小屋しめごや)” の例文
十月には、碑の裏面に彫る「楠公賛なんこうさん」の文が、筆者の岡村元春おかむらもとはるからとどいたので、石屋の権三郎親方は、新たに京都からよんだ六人の石工いしくとくして、それを注連小屋しめごやのうちで、彫りにかからせた。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)