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泥烏須
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デウス
ふりがな文庫
“
泥烏須
(
デウス
)” の例文
あの幻にどんな意味があるか、それは彼にはのみこめなかった。しかしあの幻を見せたものが、
泥烏須
(
デウス
)
でない事だけは確かだった。
神神の微笑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
三十分の
後
(
のち
)
、彼は
南蛮寺
(
なんばんじ
)
の
内陣
(
ないじん
)
に、
泥烏須
(
デウス
)
へ祈祷を捧げていた。そこにはただ
円天井
(
まるてんじょう
)
から吊るされたランプがあるだけだった。
神神の微笑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
彼は
泥烏須
(
デウス
)
を念じながら、一心に顔をそむけようとした。が、やはり彼の体は、どう云う神秘な
呪
(
のろい
)
の力か、身動きさえ楽には出来なかった。
神神の微笑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
泥
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
烏
漢検準1級
部首:⽕
10画
須
常用漢字
中学
部首:⾴
12画
“泥烏須”で始まる語句
泥烏須如来