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池塘
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ちとう
ふりがな文庫
“
池塘
(
ちとう
)” の例文
翌朝二人は暁霧の中に
池塘
(
ちとう
)
に来ったが、倶に近視眼なので眼前に人影あるを知らず水烟散ずるの後始めて顔を見合せ、互にその遅速を争ったが遂に決するところがなかったという。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
たちまちにして
池塘
(
ちとう
)
芳草の好時節となるは決して疑うべからず。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
言い残すやいな、
池塘
(
ちとう
)
を駈けて、彼方の森の中に人目を避け
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
池塘
(
ちとう
)
草色
斉
(
ひとし
)
。 行々不
レ
逢
レ
仏。 一路失
二
東西
一
。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
不忍池の周囲が埋立てられて競馬場となったのは明治十八年頃である。さればこの時分には
池塘
(
ちとう
)
の風景は天保の頃梁川星巌が眺め賞したものとさして異る所がなかったわけであろう。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“池塘”の意味
《名詞》
池塘(ちとう)
湿原の泥炭層にできる池沼。
池の堤。
(出典:Wiktionary)
“池塘”の解説
池塘、地塘、池溏(ちとう)は、湿原の泥炭層にできる池沼である。
(出典:Wikipedia)
池
常用漢字
小2
部首:⽔
6画
塘
漢検準1級
部首:⼟
13画
“池塘”で始まる語句
池塘春草