“江戸鑑”の読み方と例文
読み方割合
えどかがみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それのみではない。保さんは父が大きい本箱に「江戸鑑えどかがみ」と貼札はりふだをして、その中に一ぱい古い「武鑑」を収めていたことを記憶している。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
御馬印揃おんうまじるしぞろえ」、「御紋尽ごもんづくし」、「御屋敷附おんやしきづけ」の類が残って、それがやや形を整えた「江戸鑑えどかがみ」となり、「江戸鑑」は直ちに後のいわゆる「武鑑」に接続するのである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
それから寛文中の「江戸鑑えどかがみ」になると、世間にやや多い。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)