江上こうじょう)” の例文
江畔こうはんの大地主穆家ぼくけでは、明けがた大勢の客を迎え入れていた。息子二人は手柄顔てがらがおに、江上こうじょうから連れ帰った珍客の宋江そうこうを、まずわが親にひきあわせる。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
江上こうじょうでいちどめた酔いがぱっと出て、話はすぐはずみだした。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
江上こうじょうに聞く一しゅう妖歌ようか「おまえ待ち待ちあしはな
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)