“汗性”の読み方と例文
読み方割合
あせしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若党の縫殿介ぬいのすけひとり召連れて、茶地の麻の小袖に、夏も冬も同じ物かと思えるような野袴のばかまをはき、汗だけは、人いちばい汗性あせしょうらしい顔をした藩老の長岡佐渡であった。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)