“氣辛”の読み方と例文
新字:気辛
読み方割合
きづら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしはつまらないけ事に昂奮する細君の顏や樣子を見てゐるのも氣辛きづらいし、湧き返るやうな場内一帶の騷しさにも堪へられなくなつて、そのまゝふらりと人込ひとごみにまぎれて門を出て
畦道 (旧字旧仮名) / 永井荷風(著)