“毘首羯摩（びしゆかつま）” の例文

我朝はいふに及ばず、天竺（てんぢく）震旦（しんたん）にも是程（さほど）の法滅有るべしともおぼえず、優填（うてん）大王の紫磨金（しまごん）を瑩（みが）き、毘首羯摩（びしゆかつま）が赤栴檀（しやくせんだん）を刻（きざみ）しも、纔（わづか）に等身の御仏なり。

大和古寺風物誌 (新字新仮名) ／ 亀井勝一郎(著)

“毘首羯摩（ヴィシュヴァカルマン）”の解説

ヴィシュヴァカルマン（viśvakarman, sa: विश्वकर्मा）は、インド神話においてあらゆるものを設計したといわれる神。その意味はサンスクリット語で「全てをなすもの」「全知であるもの」である。仏典では毘首羯摩天・自在天王・工巧天・巧妙天などと漢訳されている。ヴィシュヴァカルマとも呼ばれる。
彼の娘サンジュニャーは太陽神スーリャ（あるいはヴィヴァスヴァット）の妻。
しばしば同様の性格を持つトヴァシュトリ神と混同される場合がある。
現在でも物造りや技術、機械の神様として､インドの各工場で祀られている｡
(出典:Wikipedia)

毘	漢検準1級 部首:⽐ 9画
首	常用漢字 小２ 部首:⾸ 9画
羯	漢検1級 部首:⽺ 15画
摩	常用漢字 中学 部首:⼿ 15画