“殿中人”の読み方と例文
読み方割合
でんちゅうびと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きのう自分で投げ入れたくつをはき、何くわぬ顔付で出仕して行ったが、それも行き詰って自分で自分を何とか片づけなければ、どうにも、殿中人でんちゅうびとの眼と耳とをおおうことができなかった。
花桐 (新字新仮名) / 室生犀星(著)