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武辺者
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ぶへんもの
ふりがな文庫
“
武辺者
(
ぶへんもの
)” の例文
この名誉の職を
武辺者
(
ぶへんもの
)
に勤めさすということは、はなはだ不審なことだと、その日記に認めている。
東山時代における一縉紳の生活
(新字新仮名)
/
原勝郎
(著)
横田聞きも果てず、いかにも某は茶事の心得なし、一徹なる
武辺者
(
ぶへんもの
)
なり、諸芸に堪能なるお手前の表芸が見たしと申すや否や、つと立ち上がり、
脇差
(
わきざし
)
を抜きて投げつけ候。
興津弥五右衛門の遺書
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
相役聞きも果てず、いかにも某は茶事の心得なし、一徹なる
武辺者
(
ぶへんもの
)
なり、諸芸に堪能なるお手前の
表芸
(
おもてげい
)
が見たしと申すや否や、つと立ち上がり、旅館の床の間なる刀掛より刀を取り、
抜打
(
ぬきうち
)
に切つけ候。
興津弥五右衛門の遺書(初稿)
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“武辺”で始まる語句
武辺
武辺話
武辺修行