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ぶへんもの
ふりがな文庫
“ぶへんもの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
武辺者
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武辺者
(逆引き)
この名誉の職を
武辺者
(
ぶへんもの
)
に勤めさすということは、はなはだ不審なことだと、その日記に認めている。
東山時代における一縉紳の生活
(新字新仮名)
/
原勝郎
(著)
横田聞きも果てず、いかにも某は茶事の心得なし、一徹なる
武辺者
(
ぶへんもの
)
なり、諸芸に堪能なるお手前の表芸が見たしと申すや否や、つと立ち上がり、
脇差
(
わきざし
)
を抜きて投げつけ候。
興津弥五右衛門の遺書
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
相役聞きも果てず、いかにも某は茶事の心得なし、一徹なる
武辺者
(
ぶへんもの
)
なり、諸芸に堪能なるお手前の
表芸
(
おもてげい
)
が見たしと申すや否や、つと立ち上がり、旅館の床の間なる刀掛より刀を取り、
抜打
(
ぬきうち
)
に切つけ候。
興津弥五右衛門の遺書(初稿)
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
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