“歌川豊国”の読み方と例文
読み方割合
うたがわとよくに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と国貞は声を沈まして、忘れもせぬ文化三年の春のころ、その師歌川豊国うたがわとよくにが『絵本太閤記えほんたいこうき』の挿絵の事よりして喜多川歌麿きたがわうたまろと同じく入牢じゅろうに及ぼうとした当時の恐しいはなしをし出した。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
また歌麿うたまろの好敵手たりし歌川豊国うたがわとよくに(文政八年歿)を失ひぬ。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)