“欽也(きんや)” の例文
それが婆さんの二番目の子息(むすこ)になる欽也(きんや)という医者に伴(つ)れられて、笹村の家へ来たのは、もう朝晩に袷羽織(あわせばおり)がほしいような時節であった。笹村は、それまでにその欽也という男に二度も逢っていた。
黴 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)