フクロ)” の例文
独りの部屋に帰つて窓先きを眺めてゐると棕櫚の樹の葉蔭に何時ものフクロが来てゐる、誰も悸す者がないので彼女は明方になると其処に戻つて来て終日のネグラにしてゐる
フクロノ目。
未刊童謡 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)