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桧垣
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ひがき
ふりがな文庫
“
桧垣
(
ひがき
)” の例文
どこでかの女と
馴染
(
なじ
)
まれたかは、よくわからないが、世間へは、
中御門家
(
なかみかどけ
)
の息女とふれて、八坂のほとりに、
清洒
(
せいしゃ
)
な
桧垣
(
ひがき
)
をめぐらした一と構えができ、さる白拍子あがりの
佳人
(
かじん
)
が
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この
桧垣
(
ひがき
)
の家を中心に、上皇は
下淫
(
げいん
)
を愛し、かれは
上淫
(
じょういん
)
に
妄執
(
もうしゅう
)
していたかたちだった。朝に夕につけまわし、覚然はついに悪僧の本領をあらわして、暴力による思いをとげてしまった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
桧
漢検準1級
部首:⽊
10画
垣
常用漢字
中学
部首:⼟
9画
“桧”で始まる語句
桧
桧面
桧物町
桧皮葺