“中御門家”の読み方と例文
読み方割合
なかみかどけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『そなたも、三ツ四ツのころには、中御門家なかみかどけで養われていたことがあるのですよ。——ちょうど、いまの姫の身上みのうえみたいに』
どこでかの女と馴染なじまれたかは、よくわからないが、世間へは、中御門家なかみかどけの息女とふれて、八坂のほとりに、清洒せいしゃ桧垣ひがきをめぐらした一と構えができ、さる白拍子あがりの佳人かじん