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栗栖野
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くるすの
ふりがな文庫
“
栗栖野
(
くるすの
)” の例文
ちょうどこの頃のことであった、洛外
栗栖野
(
くるすの
)
小野の里の、日野
資朝卿
(
すけともきょう
)
の
別館
(
べつやかた
)
で、無礼講の宴が行われるという、そういう噂が立っていた。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
そのほか随身などの者は
栗栖野
(
くるすの
)
の
荘
(
しょう
)
が近いはずだから、そのほうへ皆やって、馬に
糧秣
(
まぐさ
)
をやったりさせることにして、ここで騒がしく人声などは立てさせぬようにしてくれ。
源氏物語:39 夕霧一
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
これより少しく前のことであるが、
栗栖野
(
くるすの
)
小野の
一所
(
ひとところ
)
に、木深い野の宮が立っていて、社殿の前の荒れた庭で、一人の老婆が
焚火
(
たきび
)
をしていた。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
栗
漢検準1級
部首:⽊
10画
栖
漢検準1級
部首:⽊
10画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
“栗栖”で始まる語句
栗栖
栗栖按吉
栗栖原
栗栖院
栗栖采女