“柳花苑”の読み方と例文
読み方割合
りゅうかえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次いでその仰せがあって、柳花苑りゅうかえんという曲を、これは源氏のよりも長く、こんなことを予期して稽古がしてあったか上手じょうずに舞った。それによって中将は御衣ぎょいを賜わった。
源氏物語:08 花宴 (新字新仮名) / 紫式部(著)
特に今度のために稽古けいこなどはしませんでした。ただ宮廷付きの中でのよい楽人に参考になることを教えてもらいなどしただけです。何よりも頭中将の柳花苑りゅうかえんがみごとでした。
源氏物語:08 花宴 (新字新仮名) / 紫式部(著)