柔良じゅうりょう)” の例文
しかも天性柔良じゅうりょうで、頭のいい彼は、各教授から可愛がられていたし、自分自身にも首席で卒業し得る自信を十分に持っていた。卒業論文が出来上れば、もう心配な事は一つも無いといってよかった。
笑う唖女 (新字新仮名) / 夢野久作(著)