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枯骨
ふりがな文庫
“枯骨”の読み方と例文
読み方
割合
ここつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここつ
(逆引き)
晩年、
岩殿山霊巌洞
(
いわとのやまれいがんどう
)
に
枯骨
(
ここつ
)
を運んで、坐禅しながら死を待つあの
寥々
(
りょうりょう
)
とした
終焉
(
しゅうえん
)
の身辺も、この家庭から生んだものと僕は思う。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こゝに恨みある身の病を養へばとて、
千年
(
ちとせ
)
の
齡
(
よはひ
)
、もとより保つべくもあらず、やがて哀れは夢のたゞちに消えて知る人もなき
枯骨
(
ここつ
)
となりはてなむず。
清見寺の鐘声
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
照子は腰元を召して、「門内に変死があるというね。どんな様子だかお前行って見ておくれ。」次第によらば、
枯骨
(
ここつ
)
を拾わん
思召
(
おぼしめし
)
、慈善家は違ったものなり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
枯骨(ここつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
枯
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
骨
常用漢字
小6
部首:⾻
10画
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