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杢目
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もくめ
ふりがな文庫
“
杢目
(
もくめ
)” の例文
そうして、金箔がぴかぴかして、帳面には大福帳とか
大宝恵帳
(
だいほうえちょう
)
なぞと
縁喜
(
えんぎ
)
よい字で
胡粉
(
ごふん
)
の白い所へ、
筆太
(
ふでぶと
)
に出し、千両函は
杢目
(
もくめ
)
や金物は彩色をし、墨汁で威勢よく金千両と書くのです。
幕末維新懐古談:42 熊手を拵えて売ったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
“杢目(
杢
)”の解説
杢
杢(もく)、杢目(もくめ)またはフィギュア(英語:figure )とは木材の木目・木理のうち、柾目とも板目とも異なって稀に現れる複雑な模様のものを指す。その希少価値・審美的価値から珍重される。原木の中で生ずる局部的なねじれや湾曲のある箇所、または瘤の部分などを切り出した際に現れ、これは木の切り出し方によっても決定的な影響を受ける。
また、「杢」の字は木工の合字であり、和製漢字である。この場合は木工職人、大工を指す。
(出典:Wikipedia)
杢
漢検準1級
部首:⽊
7画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“杢”で始まる語句
杢
杢阿弥
杢兵衛
杢太郎
杢助
杢之進
杢右衞門
杢若
杢之丞
杢阿彌