“朱引”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅび66.7%
しゅびき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから約十五年、市中は云うまでもなく、朱引しゅびき外まで、品物を担いで根気よくしょうばいして歩いた。
赤ひげ診療譚:06 鶯ばか (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
朱引しゅびき外と云つたやうな形になつてゐるんです。
赤い杭 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
ここらはもう無論江戸の朱引しゅびき外ですし、本街道にもれていますから、めッたに会う人とてはありませんが、出ッくわした者は、あッといって見送る前に腰をぬかしていたかも知れない。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)