朱引しゅび)” の例文
それから約十五年、市中は云うまでもなく、朱引しゅびき外まで、品物を担いで根気よくしょうばいして歩いた。
赤ひげ診療譚:06 鶯ばか (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
朱引しゅびき外と云つたやうな形になつてゐるんです。
赤い杭 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)