本当ほんま)” の例文
旧字:本當
すると俺は車を盗まれたことになるやろか、それとも盗まれてえへんことになるやろか、一体どっちが本当ほんまやろか、さあ訳がわからへんわ
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「本当の本当ほんまのって僕あ、嫁が貰いたくって仕方がないんだ」
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「おやっさん。本当ほんまだっかいな」
俗臭 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
本当ほんまでっせ。たしかに蠅男に違いあらへん。ゴソゴソゴソと、重いものを引きずるような音を出して、二階の廊下の下を匍うとりました」
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
本当ほんとう本当ほんまのつて僕あ、嫁が貰ひ度って仕方がないんだ」
坊っちやん (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「おやっさん、本当ほんまでっか」
俗臭 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
うというのは、本当ほんまのことやと思われまへんが、時刻も時刻だすよって、一応主人公の安否を聞いてみたら思いますけれど、どないなもんでっしゃろ
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)