木菟みみづく)” の例文
金と黝朱うるみしゆの羽根の色をした鳶の子がちやうどこの対ひの角の棒杭に止つてゐたのを観た七八年のことを思ひ出したのである。私はあの時木菟みみづくかと思つた。
白帝城 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
短夜みじかよの馬込なりしか梟と木菟みみづくのこゑのかたみにはして
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
短夜みじかよの馬込なりしか梟と木菟みみづくのこゑのかたみにはして
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
梟と木菟みみづくのこゑかはして。
海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)