トップ
>
有漏路
>
うろじ
ふりがな文庫
“
有漏路
(
うろじ
)” の例文
慈悲と
忍辱
(
にんにく
)
の道場であって、業風と悪雨の交錯地でもある、
有漏路
(
うろじ
)
より無漏路に通ずる休み場所である。
「峠」という字
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
一人の遊女ふなばたをたゝいて、
有漏路
(
うろじ
)
より
無漏路
(
むろじ
)
へかよう釈迦だにも、
羅睺羅
(
らごら
)
が母はありとこそきけと、くりかえしくりかえし、節おかしゅううたい出で候ものか。
二人の稚児
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
江戸は道庵が第一の故郷である、酒は第二の故郷である、第一の故郷を離れて、第二の故郷へと進んで行くんだ、
有漏路
(
うろじ
)
より
無漏路
(
むろじ
)
に帰る一休み、と一休坊主が言ったのは、ここの呼吸だろうテ
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
漏
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“有漏”で始まる語句
有漏
有漏覚