“有智山寺”の読み方と例文
読み方割合
うちやまでら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうして、彼は有智山寺うちやまでらへ駈け入り表の廻廊に坐りこんだ。一族郎党百数十人も共にそこへ居ながれた。とりでの炎は、みるまに、あたりを熱風にし、大廂おおびさしの裏がわをめ廻る。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)