晨朝あした)” の例文
菜籠なかごを担って晨朝あしたに銭六、七百を携え、蔓菁かぶら、大根、蓮根れんこん、芋を買い、わが力の限り肩の痛むももののかずともせず、脚にまかせてちまたを声ふり立て、かぶらめせ、大根はいかに、蓮も候、芋やいも、と呼ばわりて
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
汝は晨朝あしたの蒔き散したるものをあつむ。
夕づつの清光を歌ひて (旧字旧仮名) / サッフォ(著)