時々をりをり)” の例文
家は殿の来らせ給ふ道の一二三すこし引き入りたる方なり。一二四便りなくませば時々をりをりはせ給へ。一二五待ち侘び給はんものをとさきに立ちてあゆむ。
一一七孔子くしさへ倒るる恋の山には、孝をも身をも忘れてといへば、いとうれしき御心を聞きまゐらするうへは、貧しくとも時々をりをりここに一一八住ませ給へ。