“明盲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あきめくら54.5%
アキジ27.3%
あきじ18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明盲あきめくらにしたり、いろいろやるが凄さが足りない。そこで考えたにゃ、物は何でも陰陽のつり合が大切だ。
一本の花 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
現にあれほど、郎女の心を有頂天に引き上げた頂板ツシオモテの光り輪にすら、明盲アキジひのやうに、注意は惹かれなくなつた。こゝに來て、くに、七日は過ぎ、十日・半月になつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
現にあれほど、郎女の心を有頂天に引き上げた頂板つしおもての光輪にすら、明盲あきじひのやうに、注意は惹かれなくなつた。こゝに来て、くに七日は過ぎ、十日・半月になつた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)