トップ
>
日吉丸
>
ひよしまる
ふりがな文庫
“
日吉丸
(
ひよしまる
)” の例文
実は貸本の『
絵本太閤記
(
えほんたいこうき
)
』から思い付いたことで、
日吉丸
(
ひよしまる
)
が、
蜂須賀小六
(
はちすかころく
)
のところから、刀を盗み出すのに、三晩も続けて笠を
雨落
(
あまおち
)
に置き、小六の心を疲らせて
銭形平次捕物控:014 たぬき囃子
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
五十年輩の
三味線弾
(
しゃみせんひ
)
きを一週に何度か日を決めて家へ迎え「
揚屋
(
あげや
)
」だの「
壺坂
(
つぼさか
)
」だの「
千代萩
(
せんだいはぎ
)
」に「
日吉丸
(
ひよしまる
)
」など数段をあげており、銀子も「白木屋」から始めた。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
日吉丸
(
ひよしまる
)
が、蜂須賀小六のところから、刀を盜み出すのに、三晩も續けて笠を雨落に置き、小六の心を疲らせて、曉方ウトウトとしたところへ入つて首尾よく取つたといふ
術
(
て
)
を用ゐたので御座います。
銭形平次捕物控:014 たぬき囃子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
“日吉丸”で始まる語句
日吉丸稚桜