“旅食”の読み方と例文
読み方割合
りょしょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この平助の言うように、長い旅食（りょしょく）は半蔵にしても心苦しかった。しかし、道中奉行に差し出す諸帳簿の検閲を受け、問わるるままに地方の事情を上申するというだけでは済まされなかった。
夜明け前：02 第一部下 (新字新仮名) ／ 島崎藤村(著)
それにむなしい旅食（りょしょく）も心苦しいからであった。
夜明け前：04 第二部下 (新字新仮名) ／ 島崎藤村(著)