“新柚”の読み方と例文
読み方割合
しんゆ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私等はもう昨日のやうに、芝居の花道を歩くやうに、大道を練つて歩くことも出来ないのです。だんだんと街々の騒ぎは高くなつて行きます。新柚しんゆの香が台所から立ちます。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)