新堀端しんぼりばた)” の例文
提灯のしるしが何かも気がつかずに、一本道のつづく限り、その人々の中にまぎれて走ったが、やがて、下谷のつじ新堀端しんぼりばたまできた時に、ヒョイと道を交わそうとすると
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
正弘の浅草新堀端しんぼりばた西福寺に葬られたのは、丁巳七月三日であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)