“新傷”の読み方と例文
読み方割合
あらきず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
谷底から死骸が上っても、そういう態たらくのおいぼれだから、岩端いわはなにつまずいてよろけこんだと思うだろう。背中の突傷にしても、何百とある傷の中から、これが新傷あらきずと見わけのつこうわけはない。
うすゆき抄 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)