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斯樣
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かう
ふりがな文庫
“
斯樣
(
かう
)” の例文
新字:
斯様
山間の
私雨
(
わたくしあめ
)
といふ言葉は實に
斯樣
(
かう
)
いふのをいふのであらう。我等は
此地
(
こゝ
)
の探勝を他日の樂みにして
復
(
ふたゝ
)
び車上の人となつた。
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
『あれは
彼樣
(
あゝ
)
と、これは
斯樣
(
かう
)
と——』
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
斯樣
(
かう
)
いふ場合は其の例の少くない事であるが、これが抑〻散る氣の習の付く原因の最大有力な一箇條である。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
散る氣の習の既に付いて居る人には一寸
斯樣
(
かう
)
いふやうに萬般の事を爲て行く事は出來難いものであるが、先づ些細の事からでも宜い、第一着手のところは何でも、爲す可きを爲し
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
すべて
斯樣
(
かう
)
いふ風に、心が向ふべきところにのみ向ふことが出來無くて、チラ/\チラ/\と餘事に走つて行くのを、氣が散ると俗にいふが、此の氣が散つて心の靜定の出來ぬのを
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
斯
漢検準1級
部首:⽄
12画
樣
部首:⽊
15画
“斯樣”で始まる語句
斯樣々々