“斗拱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ときょう50.0%
ときよう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
各層の勾欄こうらん斗拱ときょうもおのおの五通りに違う。その軒や勾欄や斗拱がまた相互間に距離を異にしている。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
その間にはなお斗拱ときようや勾欄の細やかな力の錯綜と調和とが、交響の大きい波のうねりの間の濃淡の多いささやかなメロディーのように、人の心のすみずみまでも響きわたるのである。
偶像崇拝の心理 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)