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放心
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ほうしん
ふりがな文庫
“
放心
(
ほうしん
)” の例文
赤土
(
あかつち
)
の乾きが眼にも止まらぬ無数の小さな球となって
放心
(
ほうしん
)
したような広い
地盤
(
じばん
)
上の層をなしている。
一隅
(
いちぐう
)
に夏草の葉が光って
逞
(
たく
)
ましく生えている。
かの女の朝
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
放心
(
ほうしん
)
と無邪気とは余裕を示す。余裕は
画
(
え
)
において、詩において、もしくは文章において、
必須
(
ひっすう
)
の条件である。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“放心”の意味
《名詞》
放 心(ほうしん)
心を奪われぼんやりすること。
心配することをやめ、気に掛けないこと。
(出典:Wiktionary)
放
常用漢字
小3
部首:⽁
8画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“放心”で始まる語句
放心者