改悛者かいしゅんしゃ)” の例文
しかし彼らは二人とも、その老人も子供も、その改悛者かいしゅんしゃも罪なき者も、ひざまずかなければならないように感じたのであった。
と、その両肱りょうひじたなのようなものに支えられて、ひざがしらも堅い足場を得ていた。クララは改悛者かいしゅんしゃのように啜泣すすりなきながら、棚らしいものの上に組み合せた腕の間に顔を埋めた。
クララの出家 (新字新仮名) / 有島武郎(著)