“攷證”の読み方と例文
読み方割合
こうしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
攷證こうしょうで、「この歌もし中皇命の御歌ならば、そを奉らせ給ふを取次せし人の名を、ことさらにかくべきよしなきをや」
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
旅人の妻の死を哀悼あいとうしたという説に従ったが、これは、憶良の妻の死を、憶良が直接悼んでいるのだと解釈する説があり、岸本由豆流ゆずるの万葉集攷證こうしょうにも
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
諸注のうち、二説の分布状態は次の如くである。中皇命作説(僻案抄・考・略解りゃくげともしび檜嬬手ひのつまで・美夫君志・左千夫新釈・講義)、間人連老作説(拾穂抄しゅうすいしょう・代匠記・古義・攷證こうしょう・新講・新解・評釈)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)