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摩訶止観
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まかしかん
ふりがな文庫
“
摩訶止観
(
まかしかん
)” の例文
旧字:
摩訶止觀
摩訶止観
(
まかしかん
)
の中には、観のことを説いて、「山河も皆不浄也、くひものきもの又不浄也、飯は白き虫の如し、衣は臭き物の皮の如し」
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
で、横川に増賀の聖が
摩訶止観
(
まかしかん
)
を説くに当って、寂心は就いて之を
承
(
う
)
けんとした。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
摩訶止観
(
まかしかん
)
とか止観十
乗
(
じょう
)
とかいって、観法というのはむずかしいものなんだ。
予言
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“摩訶止観”の解説
摩訶止観(まかしかん)は、仏教の論書の1つで、止観(止は三昧、観は智慧。仏教瞑想はこの2つから成る。上座部仏教でいうサマータとヴィパッサナー)についての解説書。10巻。594年に中国荊州(現在の湖北省)玉泉寺で天台智顗によって講義され、弟子の章安灌頂によってまとめられた。天台三大部の1つ。
(出典:Wikipedia)
摩
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
訶
漢検1級
部首:⾔
12画
止
常用漢字
小2
部首:⽌
4画
観
常用漢字
小4
部首:⾒
18画
“摩訶止”で始まる語句
摩訶止觀