搏飯むすび)” の例文
古来、温泉山に登るときは、必ず搏飯むすびと梅干しとを携うべし。梅干しは霧を払うの妙薬にして、搏飯は「だらし」を予防するがためなりとの言い習わしあり。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)