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插
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さしはさ
ふりがな文庫
“
插
(
さしはさ
)” の例文
新字:
挿
しかし蘭軒の初に入つた学統を明にせむがために、敢て此に人の記憶を呼び醒すに足るだけのエスキスを
插
(
さしはさ
)
むこととする。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
歎願書はわたくしが松田氏の談を記するに当つて、其中間に
插
(
さしはさ
)
んだものである。松田氏は乗船問題の談の末にかう云つた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
塩田氏の談話は未だ尽きぬが、わたくしは此に註を
插
(
さしはさ
)
みたい。此茶番が此年甲寅に催されたと云ふことは、天一坊書卸の年と云ふより推すことが出来る。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
插
部首:⼿
12画
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